防災給食【9月2日】

アルファ米とご飯の具が入っています。

配膳用にしゃもじやご飯パック、スプーンや輪ゴムも一緒に入っています。

ご飯の具は乾燥している状態です。

アルファ米・ご飯の具・分量の水を入れて混ぜ、時間を置くと食べることができます。

*今日の献立*

五目ご飯(アルファ米) 牛乳 さばの竜田揚げ 豚汁

 

 毎年9月1日は防災の日とされています。今日の給食は「防災メニュー」ということで、災害時のために備えておきたい食材を使った献立になっています。食べてみていかがでしたか?

 

 今日の給食の「五目ご飯」はさいたま市役所の備蓄倉庫に実際に保管されているアルファ米を使用しています。アルファ米は炊き上がったごはんから、水分だけが抜けている状態のお米です。一度炊き上がっているので、水を準備しておけば、ガスや電気が止まってしまっても、誰でも簡単に作ることができます。

 

 災害時には温度管理が必要な肉や魚、葉物野菜などの生鮮食品は、腐りやすいため、利用することが難しい食品です。「魚肉ソーセージ」などの常温で長期間保存ができる食品は、たんぱく質などの栄養補給のために役立ちます。また、じゃがいもやにんじんなどの根菜も長く保存できるので、缶詰やレトルト食品に加えて、普段から家にストックしておくと、いざというときの非常食になります。

 

 災害時は経験したことがない環境の中で、食欲がなくなる傾向にあります。そのような中で、食べたことがないものを初めて食べるのは、勇気がいることだと思います。非常食を家に備えておくことは必要ですが、大切なのは「食べ慣れておくこと」です。「生きのびるために必要なのは、まず食べること」です。避難訓練と同様に、今日の給食も練習として、一口は食べるように挑戦してみましょう!

 

 近年スーパーなどではたくさんの非常食が販売されています。自分の口に合うものを備えることもできますので、ご家庭でも非常食の備え方について、お話してみてくださいね。

  • 2024年09月02日 14:26